ワキガからの重要なお知らせ

強調したいことは、スギ花粉が一九七五年代にいたって急増したことが、患者の急増に直結しているということである。 では、なぜスギ花粉が増えたのか。
全国的な空中スギ花粉飛散数の経年変化を見ると、飛散数は大幅な変動を示しながらも全体として増加傾向にある。 そこで発生源のスギ植林の状態から、スギ花粉増加の原因を考察してみよう。
日本のスギ造林の歴史をふり返ってみると、第二次大戦後は荒廃した林地を速やかに復旧すべく、人工造林が積極的に推進され、しかも一九五七年以降には、天然林を皆伐して人工造林にするという拡大造林政策のもとで、スギという単一樹種が短期間に一斉に植えられてしまった。 その結果がいま、単純一斉林として針葉樹人工林面積の四五%を占め、しかも林齢一六三五年生の花粉産生の適齢期に達した「団塊の世代」のスギで構成されることになった。

過去の日本には、いまのような単純一斉林はなかったと思う。 そこでこのような単純一斉林を造ったことが「団塊の世代」を生み、一九七五年代にいたってからは、花粉症の発病も含めて、スギ花粉にかかわる諸現象が一斉に起こる原因となったのである。
そしてスギ花粉の周期的に起こる大量飛散と連動して、患者も大量発生し、しかも、ひとたび発生したスギ花粉症は早い時期での自然治癒が望めないことから、患者は累積的に増えていくことになる。 近年、都会の密閉性の高い住宅環境で、チリダニの発生しやすい状況にあるため、チリダニアレルギーが多くなっている。
そこで同じアレルギー疾患である花粉症が、他のアレルギーとのからみで発病しやすくなっていることも考えられる。 その裏付けとして、スギ花粉症患者の約四○%はチリダニをはじめとして他の抗原にも感作されているという事実がある。
そこで早い時期にチリダニのような抗原に感作されると、その後、感作されやすい免疫状態になるのかもしれない。 アトピー素因を持つ個体において、いくつかのアレルギー疾患が、原因抗原と発症臓器と発病時期を異にして、次から次へとあたかも行進していくように出現する「アレルギーマーチ」の行きつく終点がスギ花粉症なのではないかと著者は考えている。
都会生活のストレス環境も花粉症増加に関与しているのかもしれない。 わが国の花粉症の実態をみると、関東地方は空中スギ花粉数が多く、したがってスギ花粉症患者の割合も多い。

ワキガを比較してみましょう。お客様からワキガの喜びの声を頂いています。